くちびるの純情 薬指の約束
17歳 夏・秋
夏休み
ジリジリと照りつく夏の太陽
「あつ」
終業式を終えた私は純也のいる病院へと向かっていた
あの後意識を取り戻した純也は今も入院している
「純也。具合どう?」
扉をあけベッドの上で本を読んでいた純也に声をかける
「ひかり。何かあった?」
入るなりその一言
やっぱり私顔にでやすいの?
「何もないけど。えーっと。これクラスのみんなから」
夏休みの課題と共に預かった寄せ書きを渡す。
「あつ」
終業式を終えた私は純也のいる病院へと向かっていた
あの後意識を取り戻した純也は今も入院している
「純也。具合どう?」
扉をあけベッドの上で本を読んでいた純也に声をかける
「ひかり。何かあった?」
入るなりその一言
やっぱり私顔にでやすいの?
「何もないけど。えーっと。これクラスのみんなから」
夏休みの課題と共に預かった寄せ書きを渡す。