くちびるの純情 薬指の約束
クシュン

「ちょっと純也、本当に大丈夫?」

「大丈夫。心配しすぎ」


学校まで徒歩10分


小さな港町を抜けて行く

「もう後輩できるんだよね」


高2。そろそろ進路も真剣に考える頃


校門をぬけ教室へと
向かう。

2-A組。私たち理数科は3年間同じメンバーである。


教室の扉を開けると
馴染みの顔が並んでいる


おはよ。


そんな会話が飛び交う。
< 7 / 101 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop