世界一可愛い彼女
「あのさぁ、君はこんな所で何してんのー?」
ポッチャリ君が振り向く。
「イヤ、ちょっと呼び出されて。」
ふぅん。
「誰からぁ?」
「え、イヤ、“貴方の事が大好きな人”って子からなんだけど」
オレと薫が顔を見合わす。あぁ、ホントにポッチャリ君だったのかぁ。微妙に期待してたんだよ?違うって。ハァ…。教えてあげよっかぁ。
「あのさぁ、期待させといてアレなんだけどさぁ、ゴメンねぇ?それオレたちが遊びでしたんだ。」
「そうそう、それはオレが書いたんだ。ゴメンなぁ?」
ポッチャリ君が俯いて肩を震わせてた。もしかして泣いちゃう?
「酷いよ!!」
ダッ。
あーぁ、泣いちゃった。
まぁ、いいか。
ちゃんと教えてあげたからね♪
「薫ー、飯食いにいこー?」
「だな♪」

今日は微妙にいつもと違った昼休みだったけど大体こんな感じかな♪
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