カレ×カノ【続】

…―何よ、そんなに怒らなくてもいいじゃん。

「もう知らない!!」

布団に潜り込んでむしゃくしゃした気持ちのまま目を閉じた。

次の朝―…

「キャー!!」

寝起きすぐに、自分の大きな声で目を覚ました。

その悲鳴に母さんがドタドタと階段を上る音がしたかと思うとドアが勢いよく開いた。

「どうしたのよ!?」

「あ…怖い夢見た…ごめん…」

怖い夢って言うか生々し過ぎるエロい夢でした。

「もう…昨日から様子が変よ?びっくりさせないでよ…早く下りて来なさい」

「うん…」

呆れた顔で溜め息をついて部屋を出て行く。

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