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出会い

夢季

「寒…。」


まだ、春になったばかりの早朝はまだ冷たい風が吹いていた。


春休みがあけて久しぶりにあるいたというのになに一つかわらない。
「夢架!」


後ろからいきなり名前を呼ばれた。


この声は……。



「侠…。」

「おっす!夢架!」

朝からすごい笑顔…。

でも、



あたしは侠のこの笑顔をみるたび、心が癒されるかんじがある。

あたしの名前は宮村夢架
（ﾐﾔﾑﾗﾕﾒｶ）そして侠というのはあたしの幼なじみの広野侠。（ﾋﾛﾉｷｮｳ）

「夢架〜、今日の英語の宿題みせて〜!」
「嫌。」

あたしは即答した。


「そんな〜。見せてくんなきゃｸﾗｽの人に、夢架は実は泣き虫な可愛い女の子なんだよっていっちゃうよ〜？」



「……わかったわよ。」