ワタシの隣り
「チャイム」

「え?」

「聞こえなかった?」



そう言って私の横に腰掛けるたのは
充。
私の男友達でもあり
泰輔の友達でもある。


ベットに顔をつけて上げようとしない私に
充がため息をはいた



「…いつまで落ち込んでんだよ。」

「……」

「もう一週間だろ?バイトもずっと休んでんのか?」

「インフルエンザって言ってる…」

「お前、家賃どーすんだよ。んな休んで払えんの?」

「仕送りある。」



充は最近よく家に来てくれる

私を想ってしてくれてるんだろうけど…

側にいられると、ずっといてほしくなる

1人でいるとずっと1人でいたくなるのに…

人の温もりに慣れると、1人じゃいられなくなるのかなぁ…
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