ソレデモワタシハアナタヲアイス
今更判明した事実
【件名:見~た~わ~よ~
本文:空人と手繋いで歩いてるとこ☆】
夕食を食べ終えてリビングでくつろいでいた私は、そのメールを見ると同時に部屋に駆け込んで送信元に電話をかけた。
「もしも…」
「どこで見たの!?」
真由子の第一声を聞き終わらないうちに私は携帯に向かって叫んだ。
「美咲にしてはレス早いと思ったら何、そんなに興奮してんの?」
からかう気満々の真由子に対して私はまた顔に熱が集まるのを感じた。
「だからなんで知ってんのって!?」
私の必死な問い掛けに電話の向こうで真由子が笑っている。
「どこで手繋いでたかくらい自分で分かるでしょ?私達ずっと学校から2人の後ろ歩いてたのに全然、気付かないんだもん。なんか様子おかしいなって思ってたら空人が降りる駅じゃないのに美咲と一緒に電車、降りてくし、駅出たら手なんか繋いじゃうし、どういう事なのかしら?美咲さん」
本文:空人と手繋いで歩いてるとこ☆】
夕食を食べ終えてリビングでくつろいでいた私は、そのメールを見ると同時に部屋に駆け込んで送信元に電話をかけた。
「もしも…」
「どこで見たの!?」
真由子の第一声を聞き終わらないうちに私は携帯に向かって叫んだ。
「美咲にしてはレス早いと思ったら何、そんなに興奮してんの?」
からかう気満々の真由子に対して私はまた顔に熱が集まるのを感じた。
「だからなんで知ってんのって!?」
私の必死な問い掛けに電話の向こうで真由子が笑っている。
「どこで手繋いでたかくらい自分で分かるでしょ?私達ずっと学校から2人の後ろ歩いてたのに全然、気付かないんだもん。なんか様子おかしいなって思ってたら空人が降りる駅じゃないのに美咲と一緒に電車、降りてくし、駅出たら手なんか繋いじゃうし、どういう事なのかしら?美咲さん」