ソレデモワタシハアナタヲアイス
なんだかんだいつも強がってみせているけれど、相手はただの女の子だ。
今日からは俺が美咲を守るんだと急に男としての使命感に包まれてみる。
そんな決意を固めたと同時に携帯がメールの受信を告げる音を発した。
見ると知らないアドレスからメールが届いている。
俺はメールを開くなりすぐに電話をかけた。
「美咲!」
俺は美咲の声を待たずに名前を呼んだ。
「かけて来んの早いし!」
電話の向こうの美咲はなんだか戸惑っている様子だったけれど、俺は初めて聞く電話越しの声にテンションが上がり切っていた。
「で、何?」
「…」
そしていつも通りの冷たい言葉で一気に俺の熱を奪う。
そう、これが今日から俺のカノジョだ。
【件名:なし
本文:真由子からメアドとか聞いたから。
これ私の携帯→090********
美咲】
今日からは俺が美咲を守るんだと急に男としての使命感に包まれてみる。
そんな決意を固めたと同時に携帯がメールの受信を告げる音を発した。
見ると知らないアドレスからメールが届いている。
俺はメールを開くなりすぐに電話をかけた。
「美咲!」
俺は美咲の声を待たずに名前を呼んだ。
「かけて来んの早いし!」
電話の向こうの美咲はなんだか戸惑っている様子だったけれど、俺は初めて聞く電話越しの声にテンションが上がり切っていた。
「で、何?」
「…」
そしていつも通りの冷たい言葉で一気に俺の熱を奪う。
そう、これが今日から俺のカノジョだ。
【件名:なし
本文:真由子からメアドとか聞いたから。
これ私の携帯→090********
美咲】