ソレデモワタシハアナタヲアイス
―――サ、サキがアイドル化してる…―――
衝撃的な事実を弟から突き付けられた俺は頭が真っ白になった。
「でも本郷美咲にカレシが居るなんて聞いた事ないぜ?空人、本当に付き合ってんのかよ?」
海人はどうしても納得が出来ないらしい。
「こんな事でウソついてどうするんだよ。おまえが何言おうとサキは俺のカノジョなの」
1コ違いとはいえ、兄としての余裕を見せようと俺は冷静を装った。
「じゃ、連れて来いよ、本郷美咲。空人のカノジョとして」
どうしても納得の出来ない海人が、出来るものならやってみろと胸を張った。
「あ、それ良いわね。私もこの美人さん、見てみたいわ」
さっきまで大人しく黙っていた母さんがまた復活した。
「な、なんで連れて来なきゃなんないんだよ」
急にタックを組んだ2人に俺は負けそうになった。
「空人のカノジョなんだろ?だったらちゃんとカノジョだって紹介すれば良いじゃん。本当なら連れて来れんだろ?」
挑戦的な顔で海人が挑んで来た。
―――ここまでサキのカレシとして認められない俺って…―――
兄としてどうなのだろうと疑問を持ちつつ最終的に俺は首を縦に振る事になった。
衝撃的な事実を弟から突き付けられた俺は頭が真っ白になった。
「でも本郷美咲にカレシが居るなんて聞いた事ないぜ?空人、本当に付き合ってんのかよ?」
海人はどうしても納得が出来ないらしい。
「こんな事でウソついてどうするんだよ。おまえが何言おうとサキは俺のカノジョなの」
1コ違いとはいえ、兄としての余裕を見せようと俺は冷静を装った。
「じゃ、連れて来いよ、本郷美咲。空人のカノジョとして」
どうしても納得の出来ない海人が、出来るものならやってみろと胸を張った。
「あ、それ良いわね。私もこの美人さん、見てみたいわ」
さっきまで大人しく黙っていた母さんがまた復活した。
「な、なんで連れて来なきゃなんないんだよ」
急にタックを組んだ2人に俺は負けそうになった。
「空人のカノジョなんだろ?だったらちゃんとカノジョだって紹介すれば良いじゃん。本当なら連れて来れんだろ?」
挑戦的な顔で海人が挑んで来た。
―――ここまでサキのカレシとして認められない俺って…―――
兄としてどうなのだろうと疑問を持ちつつ最終的に俺は首を縦に振る事になった。