ソレデモワタシハアナタヲアイス
内緒話し
「み、美咲さんって呼んで良いですか?」
俺の目は彼女にくぎづけだった。
空人がカノジョだと連れて来た本郷美咲は携帯に保存された写メなんかよりずっとキレイな人だった。
「海人!おまえ自分の部屋、行けって!サキに近付くなよ!」
なんとなく流れに乗って部屋まで一緒に来た俺を空人は邪魔者扱いした。
「良いだろ!どうせ空人は毎日、学校で会えんだから!」
次に美咲さんに会える保障がない俺は負けずに空人を睨んでやった。
「やっぱ兄弟だね。ソラが2人、居るみたいだし」
そう微笑んだ美咲さんに空人は似てねぇーよと反論した。
「空人!ちょっと手、貸して!」
もしかしたら今日の俺はツイているのかもしれない。
「今度はなんなんだよ…」
空人は1階から呼ぶ母さんの声に不機嫌な顔でブツブツ言いながら部屋から出て行った。
俺の目は彼女にくぎづけだった。
空人がカノジョだと連れて来た本郷美咲は携帯に保存された写メなんかよりずっとキレイな人だった。
「海人!おまえ自分の部屋、行けって!サキに近付くなよ!」
なんとなく流れに乗って部屋まで一緒に来た俺を空人は邪魔者扱いした。
「良いだろ!どうせ空人は毎日、学校で会えんだから!」
次に美咲さんに会える保障がない俺は負けずに空人を睨んでやった。
「やっぱ兄弟だね。ソラが2人、居るみたいだし」
そう微笑んだ美咲さんに空人は似てねぇーよと反論した。
「空人!ちょっと手、貸して!」
もしかしたら今日の俺はツイているのかもしれない。
「今度はなんなんだよ…」
空人は1階から呼ぶ母さんの声に不機嫌な顔でブツブツ言いながら部屋から出て行った。