ソレデモワタシハアナタヲアイス
「海人くん、高校、ウチ受けるの?」
急に2人きりにされた空間で美咲さんが口を開いた。
「あ、俺は空人ほど頭良くないから無理です。でも美咲さんが居るってもっと早く知ってたら死ぬ気で勉強したんですけど…」
美咲さんは空人と同い年とは思えない大人っぽい笑みを浮かべた。
「あの…」
俺にはどうしても確かめたい事があった。
「本当に空人と付き合ってるんですか?」
俺の突然の問いにジュースを口に運ぼうとしていた美咲さんの手が止まった。
「うん、一応…って改まるとなんか恥ずかしいけどね」
美咲さんの頬が少し赤らんだのが分かる。
―――マジかよ…―――
空人がウソをつかないのは分かっていたけれど、本当に本当なんだという事をやっと実感した。
「なんで空人なんかと付き合ってるんですか?美咲さんなら他にも良い人、居たんじゃないですか?」
食らい付く俺に美咲さんはジュースを飲むのをやめてそのままコップをテーブルに置いた。
急に2人きりにされた空間で美咲さんが口を開いた。
「あ、俺は空人ほど頭良くないから無理です。でも美咲さんが居るってもっと早く知ってたら死ぬ気で勉強したんですけど…」
美咲さんは空人と同い年とは思えない大人っぽい笑みを浮かべた。
「あの…」
俺にはどうしても確かめたい事があった。
「本当に空人と付き合ってるんですか?」
俺の突然の問いにジュースを口に運ぼうとしていた美咲さんの手が止まった。
「うん、一応…って改まるとなんか恥ずかしいけどね」
美咲さんの頬が少し赤らんだのが分かる。
―――マジかよ…―――
空人がウソをつかないのは分かっていたけれど、本当に本当なんだという事をやっと実感した。
「なんで空人なんかと付き合ってるんですか?美咲さんなら他にも良い人、居たんじゃないですか?」
食らい付く俺に美咲さんはジュースを飲むのをやめてそのままコップをテーブルに置いた。