ソレデモワタシハアナタヲアイス
「やーよ、私、浮気相手なんて」
「一応、俺も一途通してるからそれは無理だね」
明るく否定する2人に俺の頭にはクエスチョンマークが浮かんだ。
「何だよ?その浮気とか一途とかって?話しが見えねぇんだけど」
まったくもって2人が何を話しているのかが分からない。
「ソラ、知らないの?隆太にはケイコっていうカノジョが居るんだよ」
パニクっている俺の後ろから、いつの間に戻ったのかサキの声がした。
「え!?マジで!?俺、聞いてないし!」
衝撃の事実のおかげでサキに話しがあった事をすっかり忘れ去った俺は、隆太に噛り付いた。
「あれ?なんで空人、知らないの?」
隆太は本気で不思議そうな顔をしている。
「いや、俺が知りたいんだけど…」
友達甲斐がないなと思いつつ、俺は目を細めた。
隆太にカノジョが居るなんて話しは一切、聞いていない。
そんな素振りすら一度も見た事がなかった。
そもそもサキほどではないにしろ、隆太の性格もなかなかだと思う。
そんな隆太が一体どんな子と付き合っているのか、俺はかなり気になった。
「一応、俺も一途通してるからそれは無理だね」
明るく否定する2人に俺の頭にはクエスチョンマークが浮かんだ。
「何だよ?その浮気とか一途とかって?話しが見えねぇんだけど」
まったくもって2人が何を話しているのかが分からない。
「ソラ、知らないの?隆太にはケイコっていうカノジョが居るんだよ」
パニクっている俺の後ろから、いつの間に戻ったのかサキの声がした。
「え!?マジで!?俺、聞いてないし!」
衝撃の事実のおかげでサキに話しがあった事をすっかり忘れ去った俺は、隆太に噛り付いた。
「あれ?なんで空人、知らないの?」
隆太は本気で不思議そうな顔をしている。
「いや、俺が知りたいんだけど…」
友達甲斐がないなと思いつつ、俺は目を細めた。
隆太にカノジョが居るなんて話しは一切、聞いていない。
そんな素振りすら一度も見た事がなかった。
そもそもサキほどではないにしろ、隆太の性格もなかなかだと思う。
そんな隆太が一体どんな子と付き合っているのか、俺はかなり気になった。