ソレデモワタシハアナタヲアイス
「だってソラの誕生日って冬休み明け直前だったでしょ?私、帰国前だったしソラの携帯には向こうからメール送れないし」
自分に一切の非はないというように美咲はシレッとした態度で言った。
「…忘れてたんじゃなくて知らなかったんだって…」
緩まない美咲の視線から空人は目をそらした。
「ふぅーん、知らなかったんだ?私の、っていうかカノジョの誕生日を?」
美咲は目を細めたまま薄い笑みを浮かべて空人の顔を覗き込んだ。
「空人ぉ、普通ソレはないでしょ?」
真由子は髪のうねりなんかをすっかり忘れた様子で美咲の表情をマネした。
「あーあ、マズイよ?コレは」
もちろん俺も美咲サイドだった。
「…ごめん!」
3人による攻撃に耐え切れなくなったのか、空人は正直に謝る事にしたらしい。
自分に一切の非はないというように美咲はシレッとした態度で言った。
「…忘れてたんじゃなくて知らなかったんだって…」
緩まない美咲の視線から空人は目をそらした。
「ふぅーん、知らなかったんだ?私の、っていうかカノジョの誕生日を?」
美咲は目を細めたまま薄い笑みを浮かべて空人の顔を覗き込んだ。
「空人ぉ、普通ソレはないでしょ?」
真由子は髪のうねりなんかをすっかり忘れた様子で美咲の表情をマネした。
「あーあ、マズイよ?コレは」
もちろん俺も美咲サイドだった。
「…ごめん!」
3人による攻撃に耐え切れなくなったのか、空人は正直に謝る事にしたらしい。