ソレデモワタシハアナタヲアイス

提案をして来たクラスメイト達は受け入れられた事にホッとした様子で喜んでいる。
「じゃ、やりたい人集めて何の出店にするか決めないとね」
真由子は早速まとめ役を買って出た。
「美咲、俺達もまざんない？」
俺は無表情のまま話しを聞いていた美咲を試しに誘ってみた。
「良いよ。別に」
ありえない返事にそこに居た全員が驚きを隠せない顔で美咲に注目した。
「サキ…おまえやっぱり変…」
「だからうるさいって、ソラ」
今の美咲は全く読めない人間になっていた。