ソレデモワタシハアナタヲアイス
クリスマスでももちろん部活があった俺と隆太は、夜にサキの家に集合する予定でいた。
それなのに、事情を聞いた俺の母さんは真っ向から反対した。
「子供だけで一体何する気なのよ!?」
何を血迷っているのか妙にヒステリックだった。
「何するって別に4人でサキん家で一晩騒ぐだけだって!そんなに自分の息子信用出来ねぇのかよ!」
「出来るワケないでしょ!」
威勢良く反論したものの母さんの圧力の方が何倍も上だった。
「いくら友達が一緒だからってあんな美人なカノジョ目の前にしてあんたが何にもしない保障がどこにあんの!?そんなに一緒に居たいんならウチでパーティーでもなんでもしなさいよ!」
という事で急遽、会場が我が家に変更となった。
―――あんな全力で止められる俺ってそんなに信用ねぇのかよ…―――
サキと一緒に居られるのは良しとして、母さんの言葉が何気にダメージがデカかった。
「今日はこのまま朝までリビング使って良いからね」
母さんのこの言葉にはしっかり裏があった。
―――リビング以外は使うな、つまり2人っきりにはなるな、させるなって事か―――
事情を知っていた隆太は、隠された意味を悟ったらしく、ふぅーんと笑ってみせた。
俺達は母さんが眠った後もイベントらしい豪華な料理を食べ、未成年らしくノンアルコールを飲み、テレビもつけずに盛り上がった。
それなのに、事情を聞いた俺の母さんは真っ向から反対した。
「子供だけで一体何する気なのよ!?」
何を血迷っているのか妙にヒステリックだった。
「何するって別に4人でサキん家で一晩騒ぐだけだって!そんなに自分の息子信用出来ねぇのかよ!」
「出来るワケないでしょ!」
威勢良く反論したものの母さんの圧力の方が何倍も上だった。
「いくら友達が一緒だからってあんな美人なカノジョ目の前にしてあんたが何にもしない保障がどこにあんの!?そんなに一緒に居たいんならウチでパーティーでもなんでもしなさいよ!」
という事で急遽、会場が我が家に変更となった。
―――あんな全力で止められる俺ってそんなに信用ねぇのかよ…―――
サキと一緒に居られるのは良しとして、母さんの言葉が何気にダメージがデカかった。
「今日はこのまま朝までリビング使って良いからね」
母さんのこの言葉にはしっかり裏があった。
―――リビング以外は使うな、つまり2人っきりにはなるな、させるなって事か―――
事情を知っていた隆太は、隠された意味を悟ったらしく、ふぅーんと笑ってみせた。
俺達は母さんが眠った後もイベントらしい豪華な料理を食べ、未成年らしくノンアルコールを飲み、テレビもつけずに盛り上がった。