ソレデモワタシハアナタヲアイス
「あら、そうなの?じゃ、海人」
ソラのお母さんは、海人くんを促した。
「うん。美咲さん、どうぞ」
海人くんは、立ち上がってリビングを出た。
「いつもすみません。失礼します」
私も立ち上がって海人くんの後を追った。
「美咲さんが来ると思って、昨日気合い入れて掃除しちゃいましたよ」
階段を上りながら、海人くんは振り返った。
「ごめんね、毎年」
謝る私に、海人くんは気にしないで下さいと笑った。
「どうぞ」
私は、海人くんの部屋に通された。
「有難う」
私は、部屋を見回した。
「じゃ、俺、下に居るんで。好きなだけ居て下さい」
海人くんは、私一人を部屋に残してドアを閉めた。
ソラのお母さんは、海人くんを促した。
「うん。美咲さん、どうぞ」
海人くんは、立ち上がってリビングを出た。
「いつもすみません。失礼します」
私も立ち上がって海人くんの後を追った。
「美咲さんが来ると思って、昨日気合い入れて掃除しちゃいましたよ」
階段を上りながら、海人くんは振り返った。
「ごめんね、毎年」
謝る私に、海人くんは気にしないで下さいと笑った。
「どうぞ」
私は、海人くんの部屋に通された。
「有難う」
私は、部屋を見回した。
「じゃ、俺、下に居るんで。好きなだけ居て下さい」
海人くんは、私一人を部屋に残してドアを閉めた。