ソレデモワタシハアナタヲアイス
変わらない友情
「じゃあね、2人共。また一緒に飲もうね」
駅まで見送りに来てくれた真由子は、昨日の酔いっぷりを微塵も感じさせなかった。
「うん。たまには真由子もこっちおいでよ。俺は割りと休み取れるし」
「そうだよ。ウチに泊まれば良いんだから。私ので良ければなんでも貸すから手ぶらで来て良いんだからさ」
俺と美咲は、新幹線のデッキに立って、発車まで真由子との別れを惜しんだ。
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