ソレデモワタシハアナタヲアイス
「…ごめん、真由子…」
どうしようもなくなったリュウが、真由子に謝った。
「いや、ここでリュウが謝んのはおかしいから。っていうかなんで私達さっきから正座してるワケ?」
今のこの状況のおかしさに気付いた私は、正座をやめた。
「真由子、とにかく私達が付き合ってんのは本当だから。黙ってたのは悪かったけど、つい最近の話しだし。隠すつもりもなかったんだからあんまり怒んないで…」
「別に怒ってるワケじゃないから」
なだめる私に、真由子はそう言いつつも穏やかな表情ではなかった。
「怒ってるワケじゃないよ。ただ…なんで隆太なの?」
真由子は、一瞬で真面目な顔になった。
「美咲、隆太だよ?分かってる?あの、人の事いつもバカにしてるような目で余裕かましてる性格の悪い隆太だよ?美咲だって知ってるでしょ?本当に良いワケ?」
真由子は、ビシッとリュウを指差した。
「…真由子、俺のイメージってそんなの?っていうか普通、本人目の前にして言わないでしょ?」
リュウは、確実にダメージを受けていた。
「性格悪いのはちゃんと知ってるし。だって中高一緒だよ?それに今更そんなのどうにもなんないじゃん」
私は、真由子に会話を合わせる事にした。
どうしようもなくなったリュウが、真由子に謝った。
「いや、ここでリュウが謝んのはおかしいから。っていうかなんで私達さっきから正座してるワケ?」
今のこの状況のおかしさに気付いた私は、正座をやめた。
「真由子、とにかく私達が付き合ってんのは本当だから。黙ってたのは悪かったけど、つい最近の話しだし。隠すつもりもなかったんだからあんまり怒んないで…」
「別に怒ってるワケじゃないから」
なだめる私に、真由子はそう言いつつも穏やかな表情ではなかった。
「怒ってるワケじゃないよ。ただ…なんで隆太なの?」
真由子は、一瞬で真面目な顔になった。
「美咲、隆太だよ?分かってる?あの、人の事いつもバカにしてるような目で余裕かましてる性格の悪い隆太だよ?美咲だって知ってるでしょ?本当に良いワケ?」
真由子は、ビシッとリュウを指差した。
「…真由子、俺のイメージってそんなの?っていうか普通、本人目の前にして言わないでしょ?」
リュウは、確実にダメージを受けていた。
「性格悪いのはちゃんと知ってるし。だって中高一緒だよ?それに今更そんなのどうにもなんないじゃん」
私は、真由子に会話を合わせる事にした。