ソレデモワタシハアナタヲアイス
新しいポジション
その日は1日中、美咲と目が合わなかった。
シカトをされているワケじゃない。
受け答えはしてくれるものの俺の事は一度も見ない。
もちろんあの憎たらしい笑顔も表れなかった。
俺は、間違った事をしたのだろうか。
文化祭の時、確かに俺は自分でもよく分からないうちに美咲に告白をした。
けれどその気持ちにウソはない。
これだけは確信している。
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