運命
私たちは急いで学校を出て、
潤のところへ、走った。
「潤~!!」
「あれ?お前まだいたの?」
「潤が先に帰るからじゃん!」
「は?お前が靴にこのメモ
書いて入れとくからだろっ!」
潤はそのメモを見せてきた。
"潤へ
今日用事があるから
先に帰ってて!!"

「えっ?あたしメモなんて
書いてないよ。」
「は?だってこいつが・・・あれ?」
そこには、さっきまで
潤と一緒にいたはずの
亜耶音ちゃんの姿はなかった・・。
「まあいいや。
したら帰るぞっ!」
そして、私たち3人は
みんなで帰った。

この時、潤はあまり
気にしていなかった
みたいだけど
あたしは なんだか
胸が苦しかった…

この日から
亜耶音の態度が
変わりはじめた…。
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