運命
出逢い
第1章 出逢い


「愛梨~。 帰ろー!」
「うん。 ちょっと
待ってー。」
私はいそいで準備した。
教室を出ようとしたとき
「ドンッッ・・・」
誰かとぶつかった。
「ってぇー!」
「す・・すいませんっ!」
私は走ってちあきの
とこにいった。
「・・・愛梨! やばいって。
今ぶつかった人って
学校1の不良って噂だよ」「・・・え~っ!どうしよう。」「まぁ大丈夫だよっ!」
「だといいなー。」
なんか、変な感じがした。


私たちは学校を出て
いつもと同じく
マックにきた。
「チーズハンバーガー2つ」私たちはいつも
この場所で
くだらない話しをする。
「愛梨~ 高校入ってから
彼氏できた?」
「出来るわけないじゃん!
出来てたら最高だよっ!」
「ちあきは~!」
「・・・あはは~っ」
「っえ、もしかして・・・
ちあき彼氏できたの?」
「うんっ!」
「え~っ! 誰さあ。」
「ちあきの昔からの
幼なじみの
"田中 一真"(カズマ)!」
「うっそ~! まじかい。
あの一真くん?」
「そーだよ! 明日で1ヶ月なんだ~!」
「ちあきー! あたしに内緒とはせこいですね~。笑」
「ごめんってー! 愛梨にはすぐ言うつもりだったんだけど、なかなか言い出せなくて・・・。」
ちあきは照れくさそうに
顔を真っ赤にして
あたしに教えてくれた。
「愛梨~ 黙ってたのは
ごめんなさい。
けど許してね。」
「わかってるよっ!
ちあきだから許してあげますよ!!」
「ありがと~!」
「ちあき、幸せになってよ」「うんっ。 当たり前~!」
「愛梨もやっと
念願の高校生なんだから
彼氏作りなさいっ!」
「頑張りますっ。」
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