恋と涙はリンクする。


彼は頭を抱えて絶叫した。

「なぜ?」

という言葉を繰り返して、

錯乱状態へおちいった。

そしてしばらくたつと、

静かに、

「・・・なんで?

 僕じゃぁ・・・

 ダメなんだよッ!?」

と言って、

あたしの腕を強引につかんだ。


< 266 / 335 >

この作品をシェア

pagetop