恋と涙はリンクする。

「そりゃーもうすぐ受験だし?

 勉強見てもらわなきゃだし?」

えりがあたしの言葉を代弁する。

「そうそう!」

あたしはうなずいた。

さすがえり。

よく分かってる。

「龍をプレゼントで釣るのか

 まったく。お前は・・・」

と湊は呆れたようにため息を吐く。

「あははっ冗談冗談。」




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