甘い香り
「いつから?」

「学校から、ずっと…。」

では、あの告白も
あたしがお兄ちゃんを好きだ
という話も全て聞かれていた事になる。

ため息をついてしまった。

「立ち話もなんだし、上がりなよ。
話したいことあるし。」

「解った。」

愛美は素直に上がった。
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