甘い香り
いつの間にか
後ろに高岡くんが来ていた。

「どうせ振ったんだから、
近くに居る必要なんかないでしょ!?」

確かにそうだ。

「おい、もうその辺にしてやれよ。」

「高岡くんも高岡くんよ!!
振られたくせにいつまでも
そんな女と関わって!!」

「それは…。」
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