甘い香り
それから、思い出話に花が咲き、
僕らはずっと喋っていた。

その時、涼香が外から帰ってきた。

「…ただいまぁ、あれ?
そのひと、誰?」

「あぁ、おかえり。
高校時代の同級生、住田鈴華だよ。」

「よろしくお願いします。」

「こっちは…妹の涼香。」

「よろしくお願いします。」

涼香はそう挨拶した後、
買ってきたものを仕舞っている。

僕は引き続き鈴華と話していた。
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