甘い香り
お兄ちゃんはリビングに倒れていた。

「お兄ちゃん!!」

慌てて駆け寄る。

口元に手を当てると、微かだが
呼吸を感じれた。

「良かった…息してる。」

ホッとして、高岡くんの力を借りて
お兄ちゃんをベッドまで運んだ。
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