甘い香り
振り返るとお兄ちゃんが居た。
「もぉ、びっくりさせないでよ。」
「ごめん、涼香。」
お兄ちゃんは
申し訳なさそうな顔して謝る。
あたしはその顔に弱い。
きゅん、と切なくなる。
「もぉ、びっくりさせないでよ。」
「ごめん、涼香。」
お兄ちゃんは
申し訳なさそうな顔して謝る。
あたしはその顔に弱い。
きゅん、と切なくなる。