甘い香り
高岡くんにお茶を出す。

「ごめんね。いきなり説明もせずに。
あたしたち兄妹2人で暮らしてるから、
お兄ちゃんを運ぶひとが必要だったの。」

高岡くんは男の子だし、
ガタイも割と大きくて
頼りになりそうだったんだよね。
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