甘い香り
「…涼香。」

「何よ。」

「僕は涼香のこと、もちろん好きだよ。
だけど、やっぱ兄弟で
そういうことするのは
違うっていうか…。」

「…何よ!!
涼ちゃんの意気地無し!!」

あたしは外へ飛び出していった。
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