甘い香り
perfume13
その時だった。
携帯が鳴った。
お兄ちゃんだった。
「…はい。」
けれど声は違っていた。
『あの…すみません!!
この携帯電話の持ち主と
思われる方が倒れていまして
…すぐ来て頂きたく…』
そこからは、あまり覚えていない。
携帯が鳴った。
お兄ちゃんだった。
「…はい。」
けれど声は違っていた。
『あの…すみません!!
この携帯電話の持ち主と
思われる方が倒れていまして
…すぐ来て頂きたく…』
そこからは、あまり覚えていない。