紅い涙
「…これ、姫野達に見せてもらったんでしょ?……星歌、そして二年前殺された女子中学生の元へ届いた手紙……。そう、例えるなら、死を予告するメッセージ、よね?」
「ーっ!!!」
まただ…!!
また、この人の口から怖い言葉がっ…!
思わず耳を塞ぎたくなったが、その想いを断ち切るかのように、両手をグッと握り締めた。
「さあ、ここからが本題よ?………あなた、この事件を調べているのよね?」
「えっええ。でも、どうして知ってるの?」
この事を知っているのは、姫野さんと野江田さんと私だけのはず!!!
「ふふ、無用心ね。私、今朝偶然ここへ来たのよ。その時話を聞いてしまったの」
「あ、ああ…ね」
佳代の言う事に納得し、胸を撫で下ろす。
良かった…。
二人が言った訳じゃなかった……。
「ーっ!!!」
まただ…!!
また、この人の口から怖い言葉がっ…!
思わず耳を塞ぎたくなったが、その想いを断ち切るかのように、両手をグッと握り締めた。
「さあ、ここからが本題よ?………あなた、この事件を調べているのよね?」
「えっええ。でも、どうして知ってるの?」
この事を知っているのは、姫野さんと野江田さんと私だけのはず!!!
「ふふ、無用心ね。私、今朝偶然ここへ来たのよ。その時話を聞いてしまったの」
「あ、ああ…ね」
佳代の言う事に納得し、胸を撫で下ろす。
良かった…。
二人が言った訳じゃなかった……。