月姫物語
出会いは、山へ散策に出かけた父が、偶然けがをした母と出会った。











もちろん、母は人間の姿で。










そんなこんなで始まった、お付き合い。









結局母は、結婚前夜まで父に正体を明かさなかった。











けれど、満月の夜に必ずいなくなっている母の正体に父は薄々感ずいていたらしく・・・










母は結局正体を自らばらすことに。











そこで、父が母に言った言葉がまたあほらしい。











『桜の両親との謁見は、やはり山奥まで行かないとならないのかな?』










父のお惚け振りには、ため息。









天才的学者の癖に。
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