月姫物語
「ものの、け?」












「白王様。ここからは私が、月姫にご説明をさせていただきます。」











「夜様?わたくしに詳しくお教えください。」












夜という青年は、優しく微笑んだ。












なんか・・・いやな笑顔。












「ここは、鷹匠の山といい、日々白月花のご一族が守護している山。神聖な場なのです。」













「しかし、この世には神聖でない物の怪という、悪しき妖怪たちが潜んでいる。平安初期は、人間の生活にまで影響を及ぼしていたそうですよ。」
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