月姫物語
「陽、それはあまりでは?白王様の前に誓ったではありませんか。」
夜がからかいながら言った。
「月子。父上にお会たのか。」
桜ノ宮が呆然としながら言った。
すると夜がすっと立ち上がり、母上の前に平伏した。
「申し訳ございません。桜ノ宮様。頼まれたとはいえ、こちらの姫君を誘き寄せ危ない目にあわせたのはこの私です。」
(なかなかいいとこあるじゃん。)
自分の行いを庇ってくれた夜に、月子は満面の笑みを向けた。
夜がからかいながら言った。
「月子。父上にお会たのか。」
桜ノ宮が呆然としながら言った。
すると夜がすっと立ち上がり、母上の前に平伏した。
「申し訳ございません。桜ノ宮様。頼まれたとはいえ、こちらの姫君を誘き寄せ危ない目にあわせたのはこの私です。」
(なかなかいいとこあるじゃん。)
自分の行いを庇ってくれた夜に、月子は満面の笑みを向けた。