殺し屋
次の日。
早速仕事場に言ってみた。
依頼が増えても、弟子を破門にするも、どちらとも損ではないからだ
ドアを開くと、弟子がいた。
「おい、何か策は考えたか?」
「はーい。伊丹を消すってのはどうでしょうか?」
「却下」
予想通りの答えだったのであえて冷静に答えた
「そうですかー。まぁそうですよね。」
「わかってるなら言うな。
で、それだけか?」
「と申しますと?」
「策はそれだけかって意味だ」
「と申しますと?」
「いや、だから他に策はないのか?ってこと」
「と申しますと?」
「だーかーらー、策は他にないの?ってことだよ!!」
「あーなるほど!!
伊丹はかつぜつが悪いから聞き取りにくい」
「おまえの耳の方が悪いけどな」
「ジャイアン。
『と申しますと?』って一度でいいから言ってみたいですよね」
「俺はジャイアンじゃないから
てか、おまえ既に言ってるから」
「伊丹は既に逝ってますよね」
「お前の頭もな
つか策は考えたのかよ!!」
「愚問だな。伊丹くん。君は部屋の雰囲気が変わったことに気づかないのかい?」
急にキャラが変わったことはさておき、
「雰囲気…?そういやたしかになんかが違う」
「そうだろ。まず、部屋の中に花を飾った。
嘘である」