殺し屋

「それにしても、退屈ですね。
いっそのことうちがあの人殺りましょうか?
それだったら、勝ちも負けもないし」


「わー。それはいいアイディア…ってアホか!!
元も子もなくなるだろーが!!」


「何急にノリツッコミしてるんですか?引くわ」


「うるせー。退屈なら何で来たんだよ」

「伊丹が来いって言ったからでーす」


…そういやそうだった…。


弟子と会話してたら、急に携帯が鳴った。


「はい。もしもし。伊丹ですけど」

「フハハハハハハハハ。」

この気持ち悪い笑い方は、寛士だ。


「おまえ、仲間を連れてくるなんて、俺が怖いかッ」

「別に怖くはないね」

「フハハハハハハハハ。おまえは勝て…」

ブチッ

携帯が切れた。
弟子が切ったのだ。


「きっと今、決め台詞言おうとしたぜ。あいつ。かわいそーに」


「別に決め台詞だろーがエスカルゴだろーがウザイものはウザイです」


「まぁいいや。
さぁ次は何が…」

ゴンッ

たらいが俺の頭にミラクルヒットした。

「あらら…。」

弟子は憐れみ込めて、言った


「つか、なんで…おわっ!!」

次はバ〇キンマンのぬいぐるみが大量に降ってきた

「俺が狙われてねーか?」

「そのようですね。残念」

「残念じゃねーよ!!…って」

次はクナイが飛んできた。

「なぁ弟子。…殺傷能力高くなってきてるのは気のせいか?」

「気のせいです
きっとトゥモローばっか言ってるアミーの仕業ですね」

「いや、後半、言ってることが意味不明だからっ!!」


と会話していたら、何故か長刀が飛んできた

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