姉貴






同じ家に、しかも血の繋がった姉が好きとかはっきりいって自分でも馬鹿馬鹿しいと思った。



だがこの好きは変えられない。



俺は姉貴が好きなんだ。



好きすぎて死にそう。



そんくらい俺は姉貴が好きなんだよ?



気付けよ。



時が進むと共に姉貴が好きになっていった。



今から丁度1年前。



俺が中1の頃だ。



俺は理性が保たずに姉貴が寝た時に襲いそうになった。



そんな事が3回以上続いた。



このままじゃいけないと思って理性を保つように頑張った。



でも姉貴が話しかけてくるたんびに理性が飛びそうになる。



「昴〜!ちょっと勉強教えてー!!」


「姉貴の方が年上じゃん。」


「まじで昴に教えてもらわなきゃあたし受験むりだよぉ……。」


「でも俺姉貴より年下だって。」


「頭いいじゃん!お願い!」


この姉貴は……。



俺が理性保って話してるの分かってんのか?



って分かるはずもないか…。



しょせん俺の片思いだし。



< 5 / 9 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop