姉貴





俺は頑張って姉貴が勉強教えてと言ったときには手伝った。



しかも2年とかの内容を…。



でも実際分かってたから教えれただけ。



その間にも俺が思っていたのは姉貴への気持ち。



伝わらないのがどれだけ辛い事なのか。



伝わらないというより伝えられない。



俺達が姉弟だから。



「何で俺ら姉弟なのかな。」



「…え?」



俺はついおもった事を口にだしてしまった。



「なんでもないよ。それより姉貴それ分かったの?」



「え?……あぁ!忘れてた!!」



「ったく。姉貴しっかりしろよ。」



「はぁい。」



俺はこんな話をしてさっきの事をなかったようにする。



ばれたら俺軽蔑されるだろうし。



こんな気持ち悪い弟いらないとかいわれそうだし。



だから俺は必死に隠す。





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