アナタだけのお姫様

「日和……おかゆ出来たよ」

 
「ん……」


 目を開けると、ひなが笑顔であたしを覗き込んでいた。



 そして唇に優しくキスを落とし、上体を起こしてくれた。


「ふふっ。良く眠れたのかな? お姫様」


「うん……」


「それは良かった」


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