アナタだけのお姫様
第十一章 心の傷と、慰めのキス
「それはマジバナなわけ?」
「うん……」
それから数週間後、まさに街はクリスマス一色の季節。
あたしと理沙はカフェで休日を堪能していた。
ひなが冷たいわけじゃなくて、なんかちょっとだけど変わってきたって事を理沙に報告したけど笑われた。
だから……セックスした事を伝えたんだ。
「なんかさ……よくあるパターンとかじゃないよね」
「どういう事?」