アナタだけのお姫様


「ま、二人だけで楽しみますか!」


「なんか言い方がやらしい」


「そ? 別に普通だけどね」


「やらしいって」


「はいはい分かりましたよお姫様」


 ……だからひなとかぶる!!



 なんて思ってたらすっげーブルーになってきた。


「そこらへんでお茶するか」


 前面ガラス張りのお店に案内されたけど……不思議。


 だって侑也がこんなオサレ~なお店知ってるなんて到底思えないもん。


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