アナタだけのお姫様

 ひなは部屋に女を連れ込み、色々やってた。


 それは変える事の出来ない現実なんだから――

 
 

「ひよこー!?」


 後ろを振り向くと、自転車から降りる侑也がそこに居た。


「やっぱひよこじゃん!」


「侑也……あんたもうすぐ試験なのに何やってんのさ」


「息抜き!」


 片手に持っていたのは、またミルクティー。


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