アナタだけのお姫様

  
 リビングに下りると、日和の好物や俺の好物がテーブルに置かれていた。



 珍しく、こんな時間に父親が居た事には驚いたけど……。


「おはよう、父さん」


「うむ、おはよう」


 早速怒られた日和を慰めながら、両手を合わせていただきます。


「いただきー」


「いただきます、でしょ日和」
 

 さっき父親に怒られたばかりなのに……また怒られても知らないよ?


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