アナタだけのお姫様
 
  
「んじゃぁ~それで良くない?!」


「ま、確かにラクそうだし食べ物だしオッケーじゃん!!」


「あたしもそれでいいかなっ!」


 あっさりと焼きそばに決まったけど……


 正直、ただの写真館とか甘味処とか、人気の無さそうな種類ならなんでも良かったんだ。


 女と絡まなくて済むようにしたかったし、日和に変な心配させたくなかったからね。


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