アナタだけのお姫様

「とりあえずありがとう」


「おう。これから宜しくな」


 受かる気満々かよ!?


 凄い自信家なんだな、尊敬するよ。


「じゃぁ……」


 軽くお辞儀をしてからさっきの作業へ戻る。


 ミルクティー野朗は一緒に入ってきて、店長と何か話していたけどすぐに帰ってしまった。


 きっと不採用だろう……可哀想に。



 まぁ、あの髪の色じゃ無理だって話。


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