アナタだけのお姫様


 理沙が羨ましそうな顔でこっち見てる……。



 いや、マジで代わってやりたい。


 あの嫌な感覚を何度も味わうなんてキモすぎだって。


 ――まぁ、そんなわけにもいかず、立ちっぱで作業を開始する。


「はぁ……」


 黙々と仕分ける作業。


 切ったりもするし、とにかく単純すぎてやる気がめっちゃ無くなる。


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