アナタだけのお姫様

 隣を見るといつのまにか侑也がキッチンに立っていた。


 こないだ見た時は気が付かなかったけど、こうして見ると意外に制服似合ってる……? 


「――っ!?」


 体中に鳥肌が立った。


 ――また、あのお尻を触られたようなイヤ~な感じ。


「……?」


 後ろを見ても何も無い。



 横には通り過ぎた店長……と、その奥に侑也。


「店長、ちょっといいですかね」

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