アナタだけのお姫様


「ね……どしたの? この空気。あんた本性出しちゃったの?」


 とか理沙に言われたど、出さずに済んだ事だけは伝えといた。


 バイトが終わった時には心の底からホッとしたし、辞めたいとも思った。


「ねーねー! 教えてってばー!!」



「詳しくは休憩室で話すからとりあえず黙れよ」


 着替え終わって休憩室で話してるとき、珍しく店長が来なかった事には驚いた。


 まぁさすがにあんな後で話しかけてくるようなバカじゃなかったわけだ。


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