アナタだけのお姫様
「うっわ……ありえねー! キモ! ぴよ辞めちゃえば? マジで」
「考えたけどね~せっかく理沙もいるし、仕事も覚えてきたしさー」
むしろ店長が辞めればいいよな、うん。
「あ……お疲れ。まだ居たんだ」
そこにミルクティーじゃなくて侑也の登場。
これまたなんとも気まずい……!
「ゆーやぁ! 聞いたよ!! あんたヤバいじゃん!! かっこよすぎでしょ!」
「……何が?」
いきなりの理沙の言葉に、面食らっているようだ。